4年ほど前、皮膚がやけに痒くなり、居ても立っても居られない状態になりました。
最初は夏に自分の汗が痒く感じるところから始まりました。
アトピーともまた違う様子で
腕や足の一部分が痒くなる→ひたすら掻く→痒みが止まらない→そうこうしてる内に違うところが痒くなる。最初の部分も痒い→この流れで痒みが止まらない部分が増えていき、最終的に全身痒くなり掻き続ける
という負の痒みの連鎖から抜け出せずにいました。ピークにひどい時は500円玉くらいの掻き傷(同じところがひたすら痒く、掻きまくるため茶色く皮膚が沈着してしまう)が全身、背中も一面にできてしまい友人との温泉旅行に誘われても断っていました。
たまたま温泉に行ってもすごく視線が集中してたのを覚えています。しらないおばさんから『それ、どしたん!?』と話しかけられたり。
自分では後ろが見れないのでそんな言うほど!と思ってましたが、家族曰くぎょっとするほどだったそう。当時は可哀想でとても言えなかったみたい。
痒みとは本当に辛いもので、息もできなくなってしまいます。
東洋医学では肺と皮膚が繋がっているというのがこの時よく分かりました。
そしてイライラや焦燥感がますます痒みを増幅させる悪循環。
一回掻きだすともう何もできません。ひたすら掻く、なんとかごまかしながらお風呂、うまくいけば止まってそのままの勢いで寝る。ここで寝れないと痒みが復活、寝れないことも。
また掻いたあとの消耗、疲労感がすごかった。
へとへとです。寝れなかったらなおのこと。そしてなにもできないことにも疲労感。
特に夜がひどくて晩御飯食べた後は掻くことしかできない。
掻くことしか考えられない。思いっきり掻くので痒みがやっと引いたら今度は傷が痛いという。
なんだか今思い出しても辛かったなぁ~
当時ネットで同じ体験の人がいないか検索しまくって、なんとか解決法を!!と必死になっていました。