あっという間に駆け抜けたお正月。
遅くなりましたが、今年もお会いした方々のお役に立てることができたり、喜んでいただけるようただ精進するのみ。どうぞ本年もよろしくお願いします。
今年は大学生になった従妹たちが帰ってきたりとワイワイしたお正月でした。
私が中学生だった頃に生まれた彼らはもう立派な学生さんで、大学生活を思う存分充実させている姿はとても微笑ましいです。
そしてお正月が落ち着いた頃に私は久しぶりの風邪をひき、体調を調整しつつでした。
身体の中の古い水を出すきっかけにもなったようで、すっきり。
元の元気を取り戻しました。
12月から何故かフランス文学に気が向いて、マルグリット・ユルスナールの『ハドリアヌス帝の回想』を読みつつ、ボードレールの『パリの憂鬱』、アンドレ・ブルトン『シュルレアリズム宣言』を戻り戻りしつつ、ゆっくり読み進めています。
本を読むブームが時々来るのですが、今は外国文学が好みのようでカズオ・イシグロ『わたしを離さないで』もこのお正月読んだ本の1つです。
だいぶ前、映画を観たのですが、その映画も良かったものの、原作をだいぶ省略してることに気づきます。時間が限られているから当たり前なんだけど。
うろ覚えですが、この原作の世界観や空気を美しく映像にしていたような記憶もあるので、もう一度映画を観てみようと思います。
早川文庫で読みましたが大変読みやすいです。冬の読書にいかがですか?