先日初めて出雲へ。
出雲大社のお参りはもちろんですが、
あえて今回の私のおすすめの場所は古代出雲歴史博物館。
出雲大社のすぐ東の敷地にある博物館です。
ここには荒神谷遺跡から出てきた銅剣358本や沢山の出雲から出土した色んな大きさの銅鐸が展示されています。
何故そんなに多くの銅剣が埋められていたのか原因は分からないそうですが、その数に圧倒されます。何かしらの強い意志というか、気合いのようなものが伝わってきます。状態もさびてはいるものの、しっかり形が残っていて、銅鐸は動物や複雑な模様がしっかり分かります。
古代の人々が作った当時の物と対面していると思うと私はテンションが上がってしまうタイプでして(笑)今回は一人旅だったのですが、一人でわなわなしながら観ていました。
他に出雲大社から発掘された三本を束ねた柱や、神殿が高さ数十mだったとされる古代の出雲大社の予想図。古文書など昔の出雲大社について。
また、出雲風土記に沿った縄文時代の出雲の生活文化など多くの土器や装飾品、鉱物なども出土品を交えて詳しく展示されています。今回は埴輪や出雲独特の土器の展示も。
とーっても充実した展示なのでぜひ出雲大社へお参りの際は訪れてみてください。
じっくり観てしまうと思うので時間はたっぷり取るのがおすすめ。
古代の出雲大社とその周辺に住む人々の生活に触れることができる貴重で珍しい博物館ではないかと思います。
スタッフの皆さんも気さくに質問に答えてくださるし、写真も撮り放題でとても訪れ甲斐のある場所です。
写真は出雲の土器。
一体どんな風に使っていたのでしょうか。
使ってる人々の姿を想像するのがとても楽しいです。